出産・病気・怪我と様々な入院の場面があり、急な入院となり何を持って行けば良いのか悩んでしまいませんか。
病院の入院案内パンフレットには、最低限のものが載ってあるだけで役立つアイテムは載っていないので何だか不安です。
長期の入院では病院のパンプットに載っていない、それなりの準備物が必要になります。
売店があっても病棟から出ることが禁止されていたり、ベッドから動けなかったりして、なかなか病院売店で購入することも出来ないので、しっかりと準備して持参したいところです。
- 慣れない入院が控えている方
- 家族の入院準備をする方
- ストレスなく入院生活を送りたい方
- 入院先が遠方なために家族が差し入れが難しい方
- 準備したものが禁止なものか知りたい方
近年はコロナ渦で面会も出来ないため、できれば忘れ物がないようにしたいですね。
長年医療従事者で勤務し、何度も入院している執筆者がお伝えする、きっと役立つアイテムのリストになっています。
最後まで読んで、ぜひ参考にしてみて下さいね。
入院案内パンフレットに書かれているチェックリストの定番グッズ
- 洗面用具(洗顔・歯ブラシ・歯磨き粉・コップなど)
- 入浴セット(シャンプー・リンス・ボディーソープ・体洗うタオル)
- タオル類(フェイスタオル5枚・バスタオル3枚)
- 着替え(下着・インナーシャツ・靴下・パジャマ・寒い時の上着)
- おむつ(必要な方)
- 食事用具(箸・スプーン・フォーク・飲み物コップ
- ティッシュ・ウエットティッシュ・体拭きペーパー
- 履き物(転倒防止のためスリッパは禁止)
- 診察券・保険証・高額療養限度額・お薬手帳
- 使用中の薬をまとめて袋に入れる
- 筆記用具・印鑑・めがね(老眼鏡)
このようなことが、入院する時に貰えるパンフレットに書かれています。
コップもお茶用とうがい用と分けて持って行くことが大事です。
またお茶用として、ストローがさすことができるコップか蓋があるタンブラーや、また吸い呑みと言う寝たままで飲めるものがオススメのアイテムになります。
着替えやタオル類に洗面用具一式などアメニティーを、レンタルとして1日450円~の金額でしてくれているので、遠方の方で着替えなど家族に頼めない方、ご高齢の方や身体が動きにくく自分で病院内の洗濯機で洗えない方など、利用するのも良いでしょう。
もしレンタルせずに自分で洗濯出来ない場合は、病院によっては看護助手さんが動けない方の洗濯や身の回りを、手助けをしてくれる場合もあります。
お忙しい中時間の空いているところで手伝って下さります。
なので、こちらの都合とはいきませんので、ちょっと困る方は思い切ってレンタルをオススメします。(途中変更も可能なこともある)
なるべく眼鏡を使い、コンタクトは避けておきましょう。その理由は、いつどんな検査や処置、または急変が起こるか分からないからです。
便利アイテムを準備!入院生活に良いお助けグッズ
ちょっとプラスで入院生活を豊かにする用品、あると便利なグッズをご紹介します。病院では基本の基本しか伝えてくれないです。
1~2日の入院ならば我慢もでき、ストレスにならないのですが長期入院には色々なものが必要になります。
時代も進化して携帯持ち個々が病室から連絡取れるようになり、テレビじゃなく動画サイトも当たり前になっており、以前と違って病院にもFreeWi-Fiを設置しているところも増えていて、ありがたい限りです。
設備も整っている病院でも何が必要だったかあると良かったのか、何度も入院している執筆者が体感したことを、その入院中の場面と理由をピックアップしていますので見てみましょう。
あると便利なアイテムや意外に忘れがちなグッズ
⚪延長コード・S字フック(電源が奥など2~3箇所・充電しながら使うには長さが足りない)
⚪携帯充電器・パソコン充電器など(忘れがちなのが電動歯ブラシ充電器)
⚪小銭・1000円札(冷蔵庫などのテレビカード用と自動販売機用)
⚪DVDプレイヤー・ゲーム(テレビ見るのにテレビカードが必要で節約するため)
⚪パソコン・タブレット(日記・記録付けるためや動画サイトみるため)
⚪機器ごとのイヤホン
⚪読書好きなら雑誌や本(電子版ならタブレット必須)
⚪タブレットやスマホを立て掛けて支える(寝たまま見れるように・片手のみ使えるように)
⚪耳栓・綿棒・耳かき
⚪洗濯洗剤(病棟の洗濯機を使う場合必要ボトルに詰め替えて)
⚪冷蔵庫の中に入れておく飲料・食欲出るようふりかけなどの食品(許可ある方)
⚪使い捨ての紙コップ・プラスチックコップ・ストロー(フルーツなど食べ残しを冷蔵庫に)
⚪ペットボトル用ストロー(寝たまま飲めるように)
⚪除菌シート・除菌ウエットティッシュ(動けない時には手や机を拭ける)
⚪紅茶やコーヒーインスタント・ふりかけ(許可がある方)
⚪爪楊枝
実際入院で必ず持って行くのものが、延長コードとS字フック・それとコードをとめるマジックテープになっているバンドになります。
病院のコンセントは使える部分が決まっていて、機器を繋がない白のコンセントとなり手元まで届かないのです。
そして充電器のコードを落としてしまうと自分で拾えません。そんな時に、コードをまとめるものでベッドサイドの柵に止めておくと、手が離れても落ちずに自分で取れるのです。
落ちやすいテレビのリモコンもベッドの柵に止めておきます。
またS字フックはペットボトルホルダーをベッドサイドに吊っておいたり、ティッシュケースを吊れるカバーに入れておき、ベッドサイドの柵つるせることで身の回りにあらゆるものが、寝たままでも手が届くようになります。
想像してみて下さい。もしコロナになった時に、1週間なら部屋だけで何とか我慢できるでしょう。しかしこれが3週間となるとどうでしょう。症状も落ち着き動けるようになると、時間もあまってきます。
あまり入院されたことがない方は、気付きにくいところでもありますが、長期入院になると特に必要になるものです。
100均ペットボトルキャップは曲がるシリコンストロー付き
寝たまま状態の指示がある場合やあまり動けない時は、シリコンの曲がるストローが付いている商品がおすすめです。
その中でも、シリコン部の曲がる場所が口元まで届く長めなものや、引っ張って伸ばせられる固定されていない商品が便利グッズになります。
喉が渇く度に看護師さんを呼ばなくていいので、ペットボトルをあまり傾けずに飲 めるシリコンストロー付きキャップは必須になります。
寝たまま作業にパソコンやタブレットなどの折りたたみスタンド
ベッドをリクライニングして動画や作業する際に、テーブルやベッドに置くためのスタンドで90度近くまで角度が付けられるものがオススメです。
寝たままだとタブレットなどに角度付けないと、目線に入らず見えません。
ベッドで動けない方はもちろん、座っていることが出来る方にも入院生活を助けてくれるアイテムになります。
スタンドがないとテーブルに平置きして使うために長時間座ることになったり、横になって使うには長い時間手で持つことになるのです。
入院している体に負担が掛からないように、ベッドで横になったままテーブルに立てらせて置いて見えるようにする必要があります。
百円ショップであるスタンドでも十分使えますよ。
女性!あると便利なグッズの入院時に役立つ良いアイテム
⚪生理用品1週間分(環境変わると乱れがち)
⚪化粧水・乳液・スキンケア商品(百均のボトルなどに詰め替えて持って行くと良い)
⚪帽子(手術予定がある場合は、なかなかお風呂に入れない1週間~)
⚪シャワー室までいく袋や洗濯物(コインランドリー)入れる袋などの数枚
⚪ドライヤー(自分専用あると髪も傷まず、ストレスなく)
⚪ネイルセット・100円ショップのネイルアート(身体が動く入院ならば趣味として)
⚪編み物・ぬり絵(身体動かせる場合のリハビリに当てられる方)
⚪ハンガー・クリップ/洗濯ばさみ
⚪ラップやジップロック(フルーツなど食事の時間に食べきれず後で食べたい時)
食べるのが時間掛かる方
ハンガーは濡れたバスタオルなど干すときや、羽織るものをかけるときに使います。それだけではなく、ハンガーに着替え中の紙をクリップで挟んで仕切りのカーテン吊ることで、看護師さんや先生が急に入ってくることを防ぐことが出来ます。
ドライヤーを持参することを禁止している病院もあるので、確認をしましょう。
ヘアーアイロンはヤケドの危険性があるので持参を控えましょう。
なるべくストレスなく入院生活を送りたいために、時間を使って楽しめるものがあると退院後の自宅療養時にも役立ちます。
あまりにも時間があると悪いことばかり考えたりしてしまうので、自分にあったもの退院後の楽しみに繋がるようなものがあると良いですね。
持ち込み禁止!入院時に持って行ってはダメなグッズやアイテム
- はさみ・カッター・果物ナイフ
- 爪切り・カミソリ・T字ひげ剃りも
- 酒・たばこ
- ライター
- 貴重品
手の力が弱くて薬の袋など開けにくくても、入院中はハサミはダメです。それは、人に怪我させることがあるアイテムになります。
どのような症状の患者さんが、同じ病棟にいるのかも分かりませんよね。自分が傷つけることはないと思っても、入院中は誰が入ってきてもおかしくない状態なのです。
病院がしっかりと管理していても、何が起こるか分からないので禁止にしています。
もちろんライターも同じ理由です。たばこ吸われる方は、つい持って行きがちなのですが気をつける点になります。
髭剃りはT字カミソリではなく、シェーバーを持って行きましょう。
入院する前に確認すべきチェックポイント<寒いかどうか温度も>
コロナなど感染症が流行り、病院によっては病棟や階ごとに入り口ドアを設置しており、扉が閉められており外の売店などに行けなくしている場合があります。
病棟内のみならず外来や売店と色々なところに感染リスクがあり、防いでいないとクラスターにもなり体力免疫力が落ちている方に感染すると危険なために、リハビリなどの許可がない方は出ることが出来ないように施錠されているのです。
面会も出来ない病院が多く、差し入れや着替えなどは看護師さんに預けるようになります。
なので入院前にどのような病院なのか、また売店まで出ても良いのか入院手続きの際にしっかりと聞いておきましょう。
売店に行けない場合は、なお忘れ物をしないように持って行くことが大事になりますね。
病院・病棟によっては、温度設定が違いますし日当たりによっては、寒いところもあります。
薄手の羽織り物がおすすめです。病気をすると体温調節が難しくなったり、急な発熱したりなどあるので役立ちますよ。
入院時に持って行くあると便利なアイテムについてのまとめ
寝たままスマホやパソコン作業のスタンドは必須ですよ。
たくさん入るように、バックはキャリーバックのキャスター付きにしてます。
意外にあれもこれもと必要になり驚きですよね。
長期になればなるほど、入院生活をストレスなく過ごしたくなります。出来るだけ家族や看護師さんの手をわずらわさないように、準備万端でいけるだけで嬉しいです。
お茶用コップと歯磨きコップは別にしており、名前シールで名前を書いています。1度に看護師さんは集めて入れてくれるので、間違い防止や看護師さんの手間を省けるワンポイントです。
腕が痛くなるのでクッションも持参し、iPhoneにタブレット、パソコンの充電器が柵に付けていて、反対にはティッシュケースが吊るされています。
もちろんお世話になるときには、しっかり助けて貰いましょう。
病状ごとに必要なものも違ってきますので、自分で何が必要なのかチェックしてみてくださいね。